こんにちは。
吉田あきこです。（@akiko_yosshi）

「起業」や、個人での仕事を始めるとなると
「好きな事」を見つけなくちゃいけない
というような世間の雰囲気がありますよね。

自分らしさを見つけなくてはいけないような。

「個人で発信し、
少しずつ仕事をしながら自分らしさに還っていく」

というのがこのブログのひとつの大きなテーマでもあります。

でも、自分らしさって
見つけようと思って見つけられたものではないな

と気がついてきたので
そのことについて今回は掘り下げて書いてみますね。

自分の「好き」を見つけるのは、「好きじゃない」を見つけることである

資格を取り、セミナーを受け、本を読んでも見つからなかった

「個人で仕事をしよう！」ですとか、
「自分らしく働きたい！」と思ったら
たくさんの資格を取る場合が多いですよね。

あるいは、セミナーに色々行って迷子になってみたり…。

そもそもそうなってしまうのは
「自分らしさ」が分からないから
という方がほとんどではないでしょうか。

私自身もそうでした。

それでも見つからなくて

本を読むことに
半ば中毒と言ってくらい夢中になった
時期も長かったです。

人とのコミュニケーションを、学んだ先に

わたしは、
もともとデザインで個人での仕事を始めました。

お仕事を頂けるのは大変ありがたいことですし
一定の充実感のある一方で

その仕事が
自分にとっての使命である、
という感覚にまではならなかったんですね。

その後ランチ会を主催したことをきっかけに
ご相談いただき

集客支援の仕事を始めさせていただきましたが
実はこのころ、とても焦っていました。

なぜかというと
個人で仕事を始めた頃は

対人恐怖症で
（デザインは割とメッセージのやりとりで完結できる仕事なので
なんとか出来ていました。）、

人とのコミュニケーションがすこぶる苦手

だったからです。

なので、必死でコミュニケーションを学び
コーチにもついていただきながら

人のお話を深く聴いた上で
お気持ちを傷つけない方法で、

それでいて
「本当に思っていることを伝えるスキル」

を実地で練習していきました。

人との関係の中で、人と自分の違いに気がついた

それ以前までは
表面的だったり、利害関係だったり
支配被支配の関係だったり。

そういった人間関係しか
築けたことがありませんでした。

なので、人と自分はいろんな部分で微妙に違う
ということに気がつく事ができなかったんです。

どういう事かと言いますと
パワハラやモラハラを受けやすかったのもあり

自分を傷つける人は
自分と同じ種類の人間ではない

と、元々思っていたので
（そう思い込むことで
ギリギリのところで心を守っていたんだと思います）

自分とこういう点が違うなぁ
等と思うことができなかったんですね。

でも、
自分が発信している先に出会ってくださっている方は

どこかしら自分と共通点のある方が
多いと気が付きました。

だんだんと
人と繋がり続ける力も育ってきたので

お客様やお仕事を手伝ってくださる方に対して
「仲間」と認識できるようになり。

そしてその先に

「あ、私はこれが苦手だけど、〇〇さんはこれが得意」

といことがあると
気がついていったんです。

特に、何か人にご協力いただいてお仕事をする

という時にその点には気を払っていたので
より気がつくことが多かったです。

人が苦手で、自分が得意なこともあると気がつく

そうなると

「逆に、〇〇さんは苦手だけど
この部分はわたしが得意
と思ってくださることがあるな」

ということにも気がついていきました。

つまりはそれが

資格取得や、セミナーに数百万円かけても
見つけることのできなかった

他の誰でもない「自分の」好きや、得意、
さらには「自分らしさ」だったわけなんです。

資格を学ぶ、セミナーを受けるという場では
講師と受講側という関係で

真の人間関係が築けているわけではなかったので
（真の人間関係が築ける場も、
きっとどこかにはあったとは思うのですが…。
過去の私は見つけられなかった。）

そこでいくら学んだところで
自分で自分の鎧を強化する方向となり

その先に待っているのは
さらなる迷宮でしかなかったんです。

自分が「心地いいな」という場で、少しずつ人と関わっていこう

お勤めのお仕事で、ものすごくお仕事ができる方でも
こころからのコミュニケーションが苦手
という方は多くいらしゃると思います。

また、この記事を読んでくださる方は

過去の私のように

人間関係の傷を抱えて人に心を開くのが怖い
ということもあるかもしれません。

人間関係はちょっとずつ、無理なく広げてみて
また、違ったな、と思ったらいったん引いてみたり。

急には広げられなくて大丈夫ですし
むしろそれが普通なのでご安心ください＾＾

今後も、折をみてオンラインの交流会を
企画していけたらと思っています。

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